「Live Piano」は、iPhone/iPad両対応の88鍵バーチャルピアノです。電子ピアノをそのままポケットサイズにというコンセプトのもと、タッチパネルでもいろんなフレーズがしっかり弾ける、スタンダードなモバイル鍵盤を目指して開発しました。ダンパーペダルとステレオリバーブを搭載しています。
こう言ってはなんですが、基本的には、タッチパネルで鍵盤なんか弾くものじゃないと思います。タッチパネルでは鍵盤の触感がないので、実際の鍵盤を弾くときに無意識にやっている指の位置の修正ができません。おまけに、モバイル機の狭い画面だと、指を傾けるだけで隣のキーに触れてしまいます。
ですから、iPhoneで実用レベルで演奏できるシンセアプリを作るとなると、KAOSSILATOR系、TENORI-ON系、テルミン系等になってしまいますよね。ハードウェアの特性に合わせて楽器をデザインすることを考えれば、それがたぶん正解です。が、下手ながらも鍵盤楽器をやってきた、学校の休み時間にいつもゲーム音楽を弾いていた(笑)ような身としてはそれがちょっと面白くなくて、やりようによってはいくらか弾ける鍵盤が作れるのでは、と自作してみた、いわばマイ鍵盤がこれです。生演奏にフォーカスということで、安直に「Live Piano」と名付けました。結果がどうなったかは、上のデモ動画でご判断いただければと思います。
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Live Pianoで演奏していただきました。ありがとうございます!
なお、iPadで多数のキーを弾いたときにiOSの4本指・5本指の操作と競合することがあるようです。その場合、「設定」>「一般」>「マルチタスク用ジェスチャ」をオフにしてみてください。
開発中の写真。まだiPadの実機がなかったので、モックを紙に印刷して検討。思ったより小さかった。2列鍵盤は手が干渉するので難しい?
こんなのも考えた。意味がないですね……。
ピアノ音色は独自にサンプリングしています。スタジオでピアノの単音を多数録音して選別し、ノイズの除去やEQ調整などを行って88鍵に割り当てます。
いろいろ試行錯誤しているんですが、実のところ、楽器自体の出音と部屋環境で大方決まってしまうようです。生ピアノは音が安定せず、空調の音、椅子や床がきしむ音、服や靴が擦れる音、部屋がときたまピシッと鳴る音など、マイクが全部拾ってしまうので大変です。10音録って辛うじて1音使えるかどうかという感じでしょうか。
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